大仁田vsクロちゃん、リマッチ決定? ジャンポケとグレート・ニタも対戦か…
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(大仁田を下し勝ち誇るクロちゃん)

 計3発の爆破以上に、試合の結果そのものが衝撃だった。

 12月23日に行われたDDTの路上プロレス中継、そのメインイベントの電流爆破マッチだ。対戦カードは大仁田厚vs安田大サーカス・クロちゃん。プロレスラーでもなんでもないクロちゃんに「試合」をさせてしまうのがDDTであり路上プロレスであり大仁田厚だ。

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 しかし結果はクロちゃん勝利。爆破マッチで大仁田が負けるという、信じがたい結末となった。この試合、さすがに1vs1では勝ち目がないと、クロちゃんは助っ人の参加を要請。あくまでシングルマッチという形式ながら「大仁田厚with高木三四郎伊藤麻希、クリス・ブルックスvsクロちゃんwithスーパー・ササダンゴ・マシン、青木真也、上福ゆき」というチーム戦に。

 多人数だけにスカイツリーの麓にある試合場は大混乱。1対複数の闘いになることも。そんな中、大仁田は2度の爆破を食らうことに。味方である上福をアッサリ裏切るというダークな人間性も見せつつ、最後はクロちゃんが爆破バットフルスイングで大仁田から3カウントを奪った。他の選手の協力があってのこととはいえ、勝ちは勝ちである。

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(クロちゃんは革ジャンまで強奪。「しん邪道」宣言)

「プロレスラーが芸人に負けた瞬間見たか!」

「邪道死すべし!」

 勝ち誇るクロちゃんは倒れた大仁田に水をぶっかける暴挙。さらに大仁田の代名詞ともいえる“邪道”革ジャンをも奪い「新邪道」宣言だ。いつもの口調からすると「しん邪道」か。

 試合後のインタビューでも革ジャンのを着込んだクロちゃんは「しっかり引導渡せた」、「簡単だったね」と調子に乗りまくる。ヒザをなめられ、裏切られと散々だった上福に怒りの蹴りを食らったものの、これはこれで“ご褒美”だった可能性も。

 一方、収まらないのが大仁田だ。ABEMAの生中継で赤っ恥。番組エンディングの大仁田劇場もまとまりに欠けた。それだけ取り乱していたのだ。

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(敗れた大仁田はジャンポケにも噛み付く)

「あいつのギャラ払うな!」

 DDTの“大社長”高木にそんな要求をするほど荒れた大仁田。もちろん最大の要求はリマッチだ。これに関しては高木も「必ず場所は作ります」と確約。クロちゃんvs大仁田の再戦は確定的となった。

 さらに大仁田は天性の勘なのか戦線拡大を狙う。中継番組のMCを務めたジャングルポケットも標的にしたのだ。これに乗っかったジャンポケ斉藤は「次は大仁田vsおたけ、ノーロープ有刺鉄線バリケードマット・電流地雷爆破ダブルヘルデスマッチを」とリクエスト。さらに話の流れで斉藤がグレート・ニタの登場を求めると、大仁田は「電話番号知ってるから」と軽く応じてしまうのだった。

 謎の展開の結果、次の路上プロレスでは大仁田vsクロちゃん因縁のリマッチ、さらにニタvsジャンポケの可能性も出てきた。しかし、これが単なる「言ってみただけ」では終わらないかもしれないのが大仁田、路上プロレスの怖さだということは言っておきたい。

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