30人のトップ雀士たちがしのぎを削るプロ麻雀リーグ「Mリーグ」で、“最強”の選手は誰か。さまざまな見解があるのは当然ながら、過去2シーズンの個人スコアの合計で首位に立つ渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)がその最右翼であることは間違いない。「僕が麻雀界の顔」という強烈な自負心と、それに見合うだけの絶対的な技術を持つ“最速最強”の男は、麻雀というゲームにつきまとう“運ゲー”のイメージを自らの強さで払拭するという壮大な野望をぶち上げた。