驚異の連対率「87.5%」小林剛のパーフェクトな3勝目にライバルも「強すぎる」と脱帽/麻雀・Mリーグ
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 解説を務めたライバルチームの選手も脱帽するほかないパーフェクトゲームを演じてみせた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月1日の第2試合で、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)が個人3勝目となるトップを獲得。自身8戦目を終えて、連対率は驚異の「87.5%」を記録した。

【動画】驚異の連対率87.5% 小林剛の強さ

 第2試合の対局者は渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、小林、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)の並びでスタート。堀のみ第1試合からの連投となった。

 2019シーズンに劇的な逆転優勝を果たしたU-NEXT Piratesだが、今シーズンはなかなかエンジン全開とはいかず、序盤からマイナスポイントを背負った戦いが続いている。そんな状況にあって“船長”小林の存在は際立っており、試合前の時点で7戦してラスは0回。個人スコアでも3位につける抜群の安定感で、チームの苦境をたびたび救ってきた。

 副露率とアガリ率で全30選手中トップに立つ小林は、この試合でも積極的な仕掛けを駆使したアガリを連発した。東場の親番では3000点(+300点、供託2000点)、9600点(+600点)、2900点(+900点、供託1000点)と小林らしい連荘で点棒を積み上げ、熾烈な2着争いを尻目に悠々と一人旅。視聴者コメント欄には「本当つえーわ」「隙がない」「アガリの天才」「小林の勝ちパターン」といった感想がずらりと並んだ。

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 終盤の南3局にツモ・タンヤオ・平和・ドラ2の1万2000点でさらにリードを広げると、中継の解説を務めていたEX風林火山・滝沢和典(連盟)が思わず「強すぎでしょ」と素朴な感想をつぶやく場面も。幾度となく小林と対戦を繰り広げてきた滝沢も、大小5回のアガリに放銃0回、テンパイ料や供託もしっかりと回収する完璧なゲーム運びにお手上げといった様子だった。

 同卓者に影すら踏ませない完勝にも、試合後のインタビューで「めくり合いにたまたま強かったですね」「僕のときだけ、いい偶然が起きている感じ」とあっさり言ってのけた小林。勝ち負けという結果に一喜一憂することなく、確固たる信念を貫き通す強靭なメンタルこそ、頼れる船長の底知れない凄みの源泉なのかもしれない。それでも、ここまで8戦3勝2着4回、いまだラスなしという大活躍を目にしているファンは、その強さが決して“たまたま”や“偶然”によるものではないと感じているはずだ。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)5万9300点/+79.3

2着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)2万900点/+0.9

3着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)2万200点/▲19.8

4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)-400点/▲60.4

【12月1日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +364.5(34/90)

2位 EX風林火山 +272.6(34/90)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +151.7(34/90)

4位 赤坂ドリブンズ +74.7(34/90)

5位 U-NEXT Pirates ▲126.1(34/90)

6位 セガサミーフェニックス ▲238.3(34/90)

7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲249.1(34/90)

8位 TEAM雷電 ▲250.0(34/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

快勝を収めた白鳥翔
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わずか90秒で出来上がった清一色
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全く隙がない小林剛
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