長年、競技麻雀界をけん引する二人が繰り広げていた、戦友こそのぶっちゃけトーク。生放送でそれが明かされると、コメント欄は爆笑の渦に巻き込まれた。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月4日の第2試合、この中継を解説していた瀬戸熊直樹(連盟)が試合前に渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)と会った際に、最強位のタイトルを獲得したことを祝福すると、多井からは「俺のことを今後1年最強位様と呼べ、それが麻雀界のためだ」と言われたと明かした。さらに瀬戸熊は「呼ぶのはいいだけど、『最強位様』って呼びながら解説するのはキツいなと」と、笑いを交えて説明。
これに実況を務めていた松嶋桃(協会)は、「私もどうしたらいいか、西家最強位様、北家最強位様って」と、同じく笑いながら受け答え。瀬戸熊は続けて「その代わり、セト(瀬戸熊)が取ったら俺が最強位様って呼ぶって言われたんで、1年間実践してみようかなと」と、本気か冗談かわからないような感想を語った。これには視聴者も爆笑、「熊トーク好き」「どっちもやめとけw」「クマの小話おもしろすぎw」「仲良いなー」「たかはるめんどくせーよwwww」とコメントが連投された。
また瀬戸熊は折に触れて多井を話題にして、「多井さんは誰もイジりにくいと思うので、僕はどんどんやります」と持ち出し、その信頼関係が示される一幕もあった。元・連盟の多井と瀬戸熊は何度も公式戦で戦い、歴史を作ってきた貢献者。公私ともに長い時間を過ごし、会えば軽口を叩きあう関係だ。旧知の仲だからこそ明かされる談話に、ファンは試合を見守りながら、「熊トーク」を楽しんでいた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)