そのアガリ、悪魔的!リーグ史上初、“数え役満級”13翻の三倍満にファンも大興奮「笑うしかない」/麻雀・Mリーグ
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 悪魔的な力が作用したかのような、あまりにも強烈すぎる一撃だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」2月18日の第2試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)がMリーグ新記録となる13翻の三倍満を達成。視聴者の間にも「すげえええええ!」「笑うしかない」と衝撃が広がった。

【動画】リーチ・ツモ・リンシャン・ダブ東・ドラ・赤・ドラ7の三倍満(1時間32分ごろ~)

 トップを獲得した第1試合に引き続き、意気揚々と第2試合にも出場した佐々木。親番を迎えた東2局、持ち前の超攻撃的なスタイルが記録にも記憶にも残るアガリとして結実する。

 佐々木の配牌はドラのダブ東が暗刻で含まれたイーシャンテンの大チャンス手。ダマテン、もしくは鳴いても跳満の1万8000点が見込めることから、解説を務めたEX風林火山・滝沢和典(連盟)は「これはさすがにリーチしないんじゃないですか?」と常識的に推測するも、実況の日吉辰哉(連盟)は誰よりもリーチを好む雀風を踏まえて「僕はリーチすると思います」と予想する。6巡目、佐々木は日吉の予想通り四・七万待ちで即座にリーチを宣言。この時点でロンなら跳満から、ツモれば倍満からという高打点が保証されていたが、ここから佐々木の手は予想外の変貌を遂げる。

 リーチから3巡後、佐々木はドラの東を引いて暗カン。日吉が「カンだ!これはいけない!これはいけない!」と絶叫する中、新ドラは手に暗刻で含まれた5索だった。さらに嶺上から引いた牌はまさかの七万で、開かれた手はリーチ・ツモ・嶺上開花・ダブ東・赤・ドラ7の13翻。親の三倍満の3万6000点を佐々木が「1万2000オール」と申告すると、想像を超えた打点の高さに対戦相手の渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)や赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)は憮然とした表情を浮かべるほかなかった。

そのアガリ、悪魔的!リーグ史上初、“数え役満級”13翻の三倍満にファンも大興奮「笑うしかない」/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグのルールでは役の複合による最高アガリは三倍満のため採用されていないものの、ルールによっては数え役満となる13翻の衝撃的な一撃。視聴者からも「すげえええええ!」「意味わかんねえw」「エグい笑」「画面の前で爆笑した」「魔力が凄い」「無茶苦茶やんけw」「数え切れないわw」「笑うしかない」など、驚きを超えて笑いが止まらないといった内容のコメントが殺到した。

 過去にもMリーグで三倍満が達成されたことはあるものの、13翻はこれまでのレコードを更新する新記録。日吉はなおも興奮気味に「ドラドラドラドラドラドラドラ、13翻!日本全国のみなさん、13翻です!」と衝撃を伝え、解説の滝沢も「その前にあれリーチしてくるの?って話なんですよ。あの手をヤミテンにするのが得なのか、リーチするのが得なのかって話を麻雀プロは延々とやっているわけですけど、それをぶっ壊すんですよね」と長年のライバルが見せたオリジナルなアガリに脱帽といった様子だった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

9万4000点の大勝
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ドラ・カンドラがもろ乗り
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それアガリ牌です…!
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