「保育園落ちた、日本死ね」から2年が経った。2018年度4月入園の認可保育園への申込みは締め切られ、あと数日で合否の連絡が来る。国は保育園を増やすなど対策はしているが、確実に落ちる人はいるだろう。4月に認可保育園に入れないとなると、育休を延長するか、高額な無認可保育園を探すしかない。育休を延長することができない会社に勤めている人は、退職を余儀なくされる。
 保育園関連を訴えるニュースでは、母親の姿ばかりを見る。共働きをするために保育園に預けるはずなのに、保活の現場に父親の姿は少ない。「認可保育園」と「無認可保育園」の違いに答えられる父親はどれだけいるだろうか?筆者も保活経験者だが、保育園の見学で父親の姿を見ることはほぼ無かった。