コインチェック問題で日増しに注目が高まる仮想通貨だが、その中核技術である「ブロックチェーン」を国策で推進、"電子大国"と呼ばれるのがエストニアだ。
 1日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、同国でブロックチェーンの開発などに携り、先月の安倍総理訪問の際にも現場に居合わせた日本人エンジニア・日下光氏に話を聞いた。
 ロシアの西に位置するバルト三国最北の国、エストニアは人口が約130万人という小さな国だが、Skype発祥の地とされ、IT技術の分野では先進的な取り組みが行われてきた。国民IDが記されたカード1枚が身分証明や健康保険証、運転免許証やキャッシュカード、公共交通機関のチケットの代わりになり、納税や選挙、土地登記などもネット上で可能となるなど、実に2500もの電子サービスが受けられようになっている。