コインチェック事件や価格の乱高下を受け、仮想通貨への懐疑的な見方や規制を求める意見が広がっている。一方、仮想通貨を支える根幹技術である「ブロックチェーン」そのものには問題はなく、むしろこれからの私たちの生活を大きく変えるとさえ言われている。2日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、日銀出身で金融機関の決済システムに詳しい中島真志・麗澤大学教授に話を聞いた。
 私たちは普段、"安心""信用"が確保された銀行などの金融機関を通じてお金のやり取りをしているが、仮想通貨の取引においては、金融機関に当たるものは存在せず、記録の管理・保管の仕組みも異なる。それが、すべてをフルオープンにして取引記録を公開、参加者が確認できるようにしているブロックチェーンだ。