当時中学1年生だった平田奈津美さんと星野凌斗さんが殺害された事件の裁判で、大阪地裁は19日、山田浩二被告に死刑判決を言い渡した。
 裁判で被告側は平田さんに関しては殺意を否認、星野さんについても死なせたことは認める一方、傷害致死罪にとどまると主張していた。これに対し大阪地裁はいずれも殺人罪が成立すると判断、さらに責任能力も認め「罪と向き合っておらず、更生の可能性は困難だ」と死刑を言い渡した。被告側はこれに対して即日控訴した。