障碍をもつ兄妹が犯罪に手を染めたことから人生が動きだす、地方都市の暗部に切り込み家族の本質を問う衝撃作『岬の兄妹』が、現地時間1月25日から2月3日までスウェーデンで開催されるヨーテボリ国際映画祭のコンペティション部門であるイングマール・ベルイマン賞へ正式出品されることなった。上映後の質疑応答等に参加する予定の片山慎三監督よりコメントが到着した。
片山慎三コメント
 ヨーテボリ国際映画祭は、北欧の中でも規模の大きな映画祭。これまで濱口竜介監督、SABU監督、黒沢清監督、深田晃司監督、石川慶監督などの作品が上映され高い評価を得ている。今回正式出品されたイングマール・ ベルイマン賞は長編第1作目となる作品を対象にした新人賞だ。