11日、デビュー3周年を迎えた欅坂46の「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE 日本武道館公演」千秋楽公演が行われた。
 節目となる公演である以上、既発シングル曲とともにデビュー以来の軌跡を振り返るのが、いわば"アニラ""バスラ"の定石。欅坂も1周年では全曲披露、2周年でもセンター・平手友梨奈不在の中で既発シングル曲を全て絡ませる形でセットリストが構成されていた。
 しかし今回の武道館公演では欅坂、さらに言えば平手のパブリックイメージともいえる、メッセージ性が強く緻密なフォーメーションが持ち味の楽曲群を中心に選択。あえてユニット曲を排し、全曲を2期生も含む全員で披露。シングル表題曲も3曲にとどめ、先行の大阪のフェスティバルホール公演(4月4~6日)以上に統一感のある内容となった。