地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな！！」が、AbemaTV（アべマTV）で放送された。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの井口綾子、乃木坂46の秋元真夏、モデルの松本愛が出演。今回は「不倫をしてすべてを失ってしまった先生」として、芸人のとにかく明るい安村が登場した。
裸に見えるポーズでブレイクするも、不倫を暴かれて大転落した安村。この経験を通して「人はなぜ浮気や不倫をしてしまうのか？」という永遠のテーマに、安村は答えを出したという。
その答えは「人類みなスケベ」。7文字にまとめたとドヤ顔する安村に、澤部は「“性欲”の2文字でいけますけどね」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
安村は「フロイトは人間に元から備わっている衝動の原動力を性本能と言った」と紹介し、その上で「人間は“理性”というサイドブレーキを引きながら生きている」と持論を展開。
安村の分析に、吉村は「革命的な番組かもしれません。今まで不倫OKじゃないっていう話ばかりで、その先をやってなかった」と感銘を受けていた。
若林が、夫婦円満の澤部に「まったくない？」と聞くと、澤部は「個室ビデオの12時間パックに行くことはある」と、全力で理性を保っていることを告白。出演者らから爆笑が巻き起こった。
若林が「理性だね。個室ビデオがあってよかった」と笑うと、「そうですね、個室ビデオを生み出してくれた……フロイトが作ったのかな？」と感謝。乃木坂46の秋元真夏に「怒られますよ！」とツッコミを入れられた。
サイドブレーキを引きながら生きているのに、なぜ人はそれでも不倫をしてしまうのか。この疑問に安村は「神様のイタズラ、千載一遇の“不倫チャンス”に出会ってしまうから」だと主張。不倫チャンスとは、たとえば「10年ぶりの同窓会で昔好きだったクラスメイトと意気投合する」「妻が里帰り出産している間に偶然飲み会のお誘いが来る」など。
そこで、安村を除いてスタジオで唯一既婚者である澤部が不倫チャンスに打ち勝つ“練習”をすることに。内容は、秋元が相手役となり、「会社の飲み会終わりに後輩社員と帰り道が偶然一緒になり、飲みに誘われる」というシチュエーションだ。
秋元の「澤部先輩、もう帰っちゃうんですか？」「もう1軒行きません？」という誘いに、しっかりと断る澤部。しかし、秋元は「澤部先輩にしか言えない悩み事があって……」とガチな雰囲気で澤部を翻弄。秋元が「正直、澤部先輩をちょっといいなって思っていて。もしよかったら1軒だけ、30分でいいので行きません？」と畳み掛けると、とうとう澤部は「うん」と乗ってしまった。
澤部のリアルすぎる返事に、若林は「一番生々しい『うん』だった」と爆笑。吉村も「マジでモテない奴だった」とツッコミを入れる。
安村いわく、クリーンなイメージの芸能人ほど世間からのバッシングが強いという。出演者たちのイメージチェックでは、澤部・若林・井口の3人が「不倫をやらなそうなイメージが強い」という結果が出たが、安村は「やらなそうなイメージの方が危険なんですよ！」と注意喚起。
そして「不倫をしないのが一番大前提ですが」と前置きし、「好感度は上げるな！ そのあとが苦しいぞ」と教訓を読み上げ、出演者の共感を集めていた。
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