「本当に情けない。中にいるときは国会を開くか開かないかの攻防でそれっぽくやっていたが、外から見ていると、本当に馬鹿馬鹿しく、腹立たしい」
元衆議院議員の金子恵美氏が、1日にAbemaTVで放送された「Abema的ニュースショー」の中で桜を見る会を巡る一連の騒動に言及。政局に終始して一向に進展の見られない与野党の攻防に対して苦言を呈した。
「野党と与党の攻防、国会を、委員会を開くか開かないかの攻防において野党のやりがいは阻止するところにあり、一方の与党は法案を通すことにある。今やらなければならない本質の議論ではなく、国対(与党と野党の政局)に終始している」と指摘した金子氏は、桜を見る会の開催自体については「私も出ていたが、私の母と叔母も出席していた。当初から運営のずさんさはあったし、推薦枠の基準は曖昧だった。ただなぜ、記録を捨ててしまったのか」と話し、資料をシュレッダーにかけた不適切な対応を残念がった。