「学校給食で余ったパンと牛乳を男性教諭が持ち帰っている」
 昨年6月、大阪府堺市教育委員会宛に、一人の男性教諭を告発する匿名封筒が届いた。これを受けて堺市教育委員会は事実関係を調査。名指しされた男性教諭は「廃棄するのがもったいないと思った」と事実関係を認め、減給3カ月の懲戒処分が下された。その後、男性が自ら依願退職をする形でこの一件は幕を閉じたが、「重い」「ちゃんと確認をとっていれば」「持ち帰るというのも自己責任の範囲内で選択肢の一つ」「食品ロスに対するルール化があれば」など街の反応はさまざまだ。