フリーアナウンサーの柴田阿弥が自身の働くモチベーションについて熱く語った。

向上心が高くても低くても叩かれる…柴田阿弥アナ、仕事に対する熱い思いを語る
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 柴田が仕事観を語る発端となったのは、4月下旬に掲示板に投稿された事務職の女性の「正社員である以上、向上心を持つのは義務ですか?」という相談。

 その内容は「私はただ、毎日くる書類をミス無く処理して、新しい仕事をまかせてくれるのならその通りにするし、やれと言われた目の前のことをただやるだけじゃダメなのかなと思います。役職持ちたい人が高いお給料をもらうために奮起する一方で、こういう人もいちゃダメなのかな…と。正社員で就職した以上、高いモチベーションを持って成長しなくてはいけないのでしょうか」というもので、彼女は自分のペースで働きたいとのこと。

 この投稿には、「それ言っちゃうと『安定して都合よく生活費が欲しい』ということになっちゃうけど、そんな人をあなたは保証して雇うかな?」「そういう態度だと周りに悪い影響も与える」など厳しい指摘が殺到。しかし反対意見だけではなく、「丁寧まで給料据え置きで良ければ今のままでおっけー」「モチベーションはあるフリしとけ」「口にしたり態度に出さなければ良い。多分ほとんどの人がそうだよ」「そういうのめんどくさいから私は派遣」なと理解を示す意見やアドバイスも見られ、賛否両論を呼んでいた。

向上心が高くても低くても叩かれる…柴田阿弥アナ、仕事に対する熱い思いを語る
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 このニュースを取り扱ったニュース番組「けやきヒルズ」では、働くモチベーションが話題に。キャスターを務める柴田アナは「この方のように(仕事よりも)趣味とか家族に重きを置いている人がいてもいいと思う。モチベーションは強要するものではない。雇主は嫌ならクビにすればいい。この方は目の前のことをやっているのでいいと思います」と相談者の女性のスタンスに理解を示し、その上で自身は向上心の高いタイプだと明言。

 「私のようにどうしても上に行きたい、どうしても人の上に立ちたい、というような競争好きなタイプもいるんです。そんな私のような人が『あの子はいつも一人だけ上に行こうとする、集団を抜けようとする』というような言われ方をするのもいかがかと思います。モチベーションの低い人も高い人も、お互いに押しつけあう感じがなければ、もっと多様性のある素敵な時代になるのではないかと思う」と語り、どのようなスタンスの人も認め合うべきだと主張した。

 柴田アナの話を受け、コメンテーターを務める明星大学・藤井靖准教授は「柴田さんは何のために働いているんですか?」と質問。柴田アナは「自己実現のためです。自分が内面的にどこまで成長するか見てみたいし、外から見てもどこまで上に行けるのか見てみたい。あと、ちょっとモテたいというのがあります(笑)」と最後は冗談まじりに回答し、「(今は)モテないです。モテたい!」と笑顔を見せていた。

▶︎動画:向上心がないとダメなのか?働くモチベーションとは

向上心持たないとダメなの?働くとは
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