トランスジェンダーの“母”として生き抜いた草なぎ剛と内田英治監督の覚悟 映画『ミッドナイトスワン』インタビュー 草なぎ剛 2021/09/16 22:27 拡大する この役は他の人に渡したくないーー草なぎ剛がそう語るほど惚れ込み主演する映画『ミッドナイトスワン』が9月25日(金)より公開される。脚本を自ら書きメガホンをとったのはドラマ「全裸監督」(Netflix)の内田英治監督。草なぎが演じるのはトランスジェンダーとして生きる主人公・凪沙だ。 新宿のニューハーフショークラブでステージに立つ凪沙は、ある日、ネグレクトを受ける親戚の少女・一果を預かることになる。自らの“性”に葛藤し世間から疎外感を感じながら生きてきた凪沙は、自分と同じく孤独に生きてきた一果の苦悩と向き合い、彼女の才能に気付き応援するうちに愛を知り、初めて「母になりたい」と願うようになる。 続きを読む 関連記事