いよいよ動き出す菅義偉新総裁。感染防止と経済活動を両立させた新型コロナウイルス対策など、安倍政権の継承を掲げつつ、地方創生や行政のデジタル化などについても繰り返し言及、改革に意欲を見せている。
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 そんな菅新総裁の番記者をしていた経験もある、テレビ朝日中国総局長の千々岩森生記者は「私は菅さんだけでなく、石破さんと岸田さんも数年にわたって担当した。その上で公平を期して言うが、3人の中では菅さんが圧倒的に面白い。華はない人だが、話をしていると、“何かやってやろう”とギラギラしているのを感じる。内輪や2人だけで話すと、本当に悪い顔をして、ニヤニヤしながら表で言えないことを言う。改革派という意味では、見た目も歯切れも言葉遣いも違うが、小泉純一郎さんタイプと言っても良いかもしれない。民主党政権時代、私は民主党担当だったが、その間にも会いに行っていた。面白いし、菅さんを見ていると、野党時代の自民党がどっちの方向に行きそうなのかが見えてくる。そういうことを思わせてくれるタイプの人だ。政治家としての佇まいが本当に面白いし、ワクワクさせてくれるタイプの人だと思う」と明かす。