「行政の縦割り、既得権益。そして悪しき前例主義。こうしたものを打ち破って規制改革を全力で進める」と意気込む菅総理。その意を汲み、さっそく自身のホームページに「行政改革目安箱(縦割り110番)」を設置し注目を集める河野太郎行政改革担当大臣は、就任後の会見での発言も話題を呼んだ。
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予定よりも10分遅れで16日午後10時50分から始まった会見は閣僚名簿の順に行われるため、河野大臣の出番は17日の午前1時ごろ。1人3分の想定だったが、当然のように時間は押した。Twitterでも苛立ちを見せていた河野大臣は、「この霞が関のブラックなところを何とか是正をしないと良い人材が集まらない」「たとえばこの記者会見も、各省に大臣が散ってやっていれば今頃みんな終わって寝ている。それを延々ここでやるというのは、前例主義、既得権、権威主義の最たるものだ。こんなもの、さっさとやめたらいい」と言い放った。