将棋の叡王戦七番勝負第9局が9月21日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。千日手1局、持将棋2局、合計の手数では史上最多となっている“史上最長の七番勝負”は、永瀬拓矢叡王(王座、28)と豊島将之竜王(30)が3勝3敗2持将棋で最終局へ。将棋史に残る激戦の、勝利で締めくくるのはどちらか。