「実は僕の祖父がフランス人なんですよ」。瞳の色を褒められそう真顔でボケるのは、人気お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希だ。ところが愛妻・真由美との関係性を聞き出していく中で見えてきたのは、妻に対する“アムール”な想い。妻への執着ゆえに「妄想の世界で小学生時代の真由美に会いに行った」という狂気の淵を歩く“奥さん大好き芸人”平子に、子持ち夫婦円満の秘訣、そして子育てについて聞いた。
夫婦の仲を保つのに大切なのは感情の発露だと主張する平子。「奥さんに対しては、綺麗、可愛い、大好き。この3つの言葉が大事。思ったときにそのまま言葉に出して素直に伝える」と指南し、「愛しているよりも、大好きの方がいい。僕のこだわりとしては、好きの前に“いっぱい”を付ける。幼いように思われがちな表現だけれど、母性に訴えて女性への浸透率をより高めることができる。愛しているに比べて、大好きの方が恋愛のニュアンスを大きく含んでいるから、家族の一員としての“愛している”ではなく、恋愛相手の感情としての“大好き”の方が伝わる」と説明する。