起き上がれないほどのだるさ、腹痛、貧血、イライラ。女性にしかわからない苦悩をもたらす、生理という現象。それに伴う症状による経済的損失は、約7,000億円とも言われている。にも関わらず、生理に対する正しい知識と理解を持つ人は案外少ない。日本の性教育の遅れもあるが、生理の際の症状が人によってばらつきがあることも大きな要因。また生理のない男性にとっては身近に感じにくい話題で「生理=女性だけの問題」として無関心になりがちだ。