政府が30日に公表した2020年版の「過労死等防止対策白書」で、日本の労働実態が改めて浮き彫りになった。
 今回の白書では、2015年4月からの2年間で過労自殺した167人を分析。その結果、半数がうつ病などの精神障害を発症してから29日以内に自殺していることが判明。さらに、6割の人が医療機関の受診歴がなかったという。