「バイデン氏は9歳でペンシルべニアを離れた。石のように冷たい偽善者で、大統領になる資質を備えていない」「トランプ氏は負け犬だ」。開票を前にした最後の訴えでも、相手を激しく批判した両大統領候補。
 バイデン氏の優勢が伝えられる中、選挙後にはさらなる“分断”や過激な行動も懸念され、街では暴動や略奪から守るため、ショーウィンドウなどを木の板でふさぐ店が現れたり、護身用の銃の売上が増加したりするなど、アメリカ国内には不穏な気配が漂っている。