29日未明、和歌山県で信号待ちをしていた車のドライブレコーダーが捉えた映像。光の玉が現れると、次の瞬間ひときわ大きく輝き、夜空を明るく照らした。
これは、流れ星の中でも特に明るく輝く「火球」。火球は和歌山県だけではなく、大阪・名古屋・岐阜など広い範囲で目撃されていた。
今回の火球について、平塚市博物館の学芸員・藤井大地さんは「今回、満月級のとても明るい火球だったので、このような非常に明るいものはちょっと少ないかなと思います。それが大体低い高度20kmぐらいまで光っていると隕石として残ったと考えられるんですけど、残っているかどうかはまだ分からないですね」と話している。