“平時”に最適化しすぎたシステムと医師会が背景に? 他国より少ない患者数で医療崩壊が起きるワケ ABEMA Prime 2021/01/07 13:13 拡大する 全国の新規感染者数、重症者が再び過去最多を記録した6日。緊急事態宣言の発出を前に、日本医師会の中川俊男会長は「必要なときに医療が提供できない、医療を受けることができないという状態でないから医療崩壊ではない、というのは誤解だ。現実はすでに医療崩壊だ」と訴えた。・【映像】「国や医師会に憤りを感じる。このままでは医療崩壊だけでなく“居酒屋崩壊”だ」 同日のABEMA『ABEMA Prime』に出演した自治医科大学附属さいたま医療センター(埼玉県さいたま市)の讃井將満・副センター長も「まさに医療崩壊が起きていると言っていいと思う。病床使用率をそのまま信用していいかというと、そういうわけではない。県の調整本部と日々連絡を取り合いながら患者さんの受け入れを決めているが、非常に遠方の病院にしかベッドが見つからない、という状況になってきている」と話す。 続きを読む