将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月16日に行われ、渡辺明名人(棋王、王将、36)が永瀬拓矢王座(28)に129手で勝利した。16人参加の本戦ながら、片側8人のブロックに4人のタイトルホルダーが全員集合する激戦区。まずは三冠保持者で“現役最強”とも呼ばれる渡辺名人が、準決勝で待ち構える格好となった。