貫禄の“現役最強”渡辺明名人、永瀬拓矢王座とのタイトルホルダー対決制しベスト4進出/将棋・朝日杯 将棋永瀬拓矢 2021/01/16 16:04 拡大する 将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月16日に行われ、渡辺明名人(棋王、王将、36)が永瀬拓矢王座(28)に129手で勝利した。16人参加の本戦ながら、片側8人のブロックに4人のタイトルホルダーが全員集合する激戦区。まずは三冠保持者で“現役最強”とも呼ばれる渡辺名人が、準決勝で待ち構える格好となった。【中継】朝日杯本戦 渡辺名人-永瀬王座 まさに貫禄の勝利だ。2人は王将戦七番勝負でもタイトルをかけて戦っている。豊島将之竜王(叡王、30)、藤井聡太王位・棋聖(18)を加えた“4強”がタイトルを占めており、将棋界をリードしている中、その4人が同一ブロックに入った朝日杯は、2021年の将棋界を占う新年早々の注目棋戦となっていた。 続きを読む