＜大相撲初場所＞◇十一日目◇20日◇東京・両国国技館
前頭筆頭・大栄翔（追手風）が、前頭三枚目・阿武咲（阿武松）に突き落としで敗れ、2敗目（9勝）を喫した。
九日目に今場所初黒星を喫した大栄翔だったが、前日の十日目には敗戦のショックを引きずらず快勝していた。ただこの日は、過去には5勝8敗と負け越していた阿武咲を相手に、立ち合いから圧倒したと思われたが、土俵際で落とし穴。強く突いたはずの手が大きく流れバランスを崩すと、そのまま残れず土俵を割った。
ABEMAで解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方は、逆転負けを喫する瞬間「あああ！」と思わず声を出すと、取組後には「一気に突き出そうとして、大きく突きすぎた。上体ばかり前に行ってしまった」と敗因を分析していた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
