1日、映画『砕け散るところを見せてあげる』完成報告舞台挨拶が都内にて行われ、W主演を務めた中川大志石井杏奈に加え、共演する井之脇海、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、原田知世、堤真一、SABU監督が登壇した。コロナウイルスの影響で2年ぶりという歳月を経ての公開となった本作、SABU監督は「自信しかない作品」と言い切り、出演陣も出来栄えを「3回観た」「4回観た」と、賞賛していた。
 『砕け散るところを見せてあげる』は竹宮ゆゆこの原作の初実写映像化。高校生3年生の濱田清澄(中川)は、「学年一嫌われ者」と呼ばれ、孤立していた1年生の蔵本玻璃(石井)を、いじめの手から救い出そうとする。清澄は玻璃の愛らしさと心の美しさに気づき、玻璃は清澄に感謝と憧れの想いを抱き、ふたりは心の距離を縮めていくのだが、玻璃には誰にも言えない秘密があった。