その独特な指し回しから「ワールド」と呼ばれることがある重厚な棋士が、ドラフトでも独自色を狙う。プロ将棋界の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」で、リーダーの一人である糸谷哲郎八段(32)は現在、棋王戦五番勝負で渡辺明棋王(名人、王将、36)に挑戦している上り調子の棋士。博学でもあり、また日本将棋連盟棋士会副会長として、普及活動にも精力的だ。その糸谷八段が、ファン注目の一大企画に気合を入れないわけもない。チーム編成からしっかりと戦略を練ってきた。