「ラッパーになる近道見つけたんだけど」。母親が娘に送ったLINEが話題になっている。
投稿者のひらりささん(@sarirahira)は3日、「えっ!」という驚きとともに上記のLINEのスクリーンショットを投稿。母親からのまさかの“パンチライン”にTwitter上では、「漫才の冒頭みたいで素敵」「親からこれきたらめまいするな」「今後が気になるLINE」といった声があがった。
母親が見つけた近道とは、漫画『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』(LINEコミックス/著:インカ帝国)だったそうだ。『ABEMAヒルズ』がひらりささんに話を聞くと、「母は普通に会社勤め、デスクワークをしていますが、もうすぐ定年で何をやろうか考えているみたいです。この間会った時には『老後はラッパーになりたい』と言っていました。どうやら『フリースタイルダンジョン』を見て興味を持ったそうです」とのこと。
また、「ラッパーになりたい話もそもそも予想外でした。母は明るくて働き者で、趣味は読書と旅行。最近は韓国ドラマをよく見るという感じです。知っているラッパーを聞いたら『Creepy Nuts』と言ってました」というエピソードも明かしてくれた。漫画はまだ読んでいないものの、韻を踏む練習はしているということだ。
投稿者の母親が話した「老後はラッパーになりたい」という願望について、臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は「ラップは高齢になればなるほど相性がいいと思っている。連想記憶といって何かと何かをつなげるというのは、韻を踏む話と近いと思うが、これは年齢とともに能力が上がっていく。そういう意味では投稿者の母親もラッパーになれる可能性はあるのではないか」との見方を示した。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)