＜大相撲春場所＞◇七日目◇20日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・翔猿（追手風）が、前頭六枚目・逸ノ城（湊）に対して強烈な右からの張り手を見舞い、大きな白星を手にした。
200キロの巨漢力士に腕を極められ、苦しい状況が続いた134キロ翔猿。耐えながらチャンスを伺うと、腕が抜けたところで反撃開始。逸ノ城に一瞬の隙が生まれたところに、右手からフルスイングの張り手をクリーンヒット。これで巨体をぐらつかせると、一気呵成に押し出した。
ABEMAで解説を務めた元横綱若乃花・花田虎上は「（翔猿は）徹底的に極められていた。頭に来て、ガーンと行ったんです。気の強さが土俵に出ていた」と、折れるほど極められていた腕のお返しとばかりに、強烈な張り手を見せた気迫を評価。視聴者からは「顔がぐにゃってなった」「すげえ一発」と驚きの声が相次いでいた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
