「フランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけしかシャンパンとは言えない」「地名は商標登録できないので、勝手に使い放題」
 避暑地、観光地としてブランド化された「軽井沢」という名称の使用について、会見でそう訴えた藤巻進・長野県軽井沢町長。町よれば、他の市町村で“軽井沢”を冠する事業所は59社に上っており、時にクレームが寄せられることもあるという。そこで町が訴えたのが“ブランド価値を損なわない最大限の配慮”だ。