中継がなくてよかった!?久保利明九段、痛恨の失敗談 タイトル戦の舞台で「羽織が裏返しに…」
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 将棋の棋士にとっての晴れ舞台、タイトル戦でも思わぬハプニングが起きる。タイトル7期を誇る振り飛車党のトップ棋士、久保利明九段(45)が過去に出場したタイトル戦の最中に、羽織を裏返しに着ていたという失敗談を披露。思わず「テレビが入っていなくて助かりました」と苦笑いする一幕があった。

【動画】晴れ舞台での思わぬ失敗

 久保九段が痛恨の失敗を明かしたのは、プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の企画収録でのこと。稲葉陽八段(32)、船江恒平六段(33)と、自分も含めて3人とも加古川親善大使を務める「チーム加古川親善大使」を結成すると、本大会前により結束力を高めようという企画が行われた。

 “棋士のまち”加古川を世に広めようと、様々な場所を紹介する街ブラ風のロケだったが、道中にタイトル戦も行われる鶴林寺も訪れた。ここで久保九段は「私もやりました。2勝0敗ですね。ずっとここでやれれば」と、相性のいい場所であることからジョークも飛び出した。

 単に相性がいいだけでなはなく、しっかりネタも生んでいた場所だ。「ここでの思い出は、羽織を裏返しに着てしまったこと。トイレに行った時に、関係者の方に伝えてもらいました。当時はまだテレビも入っていなかった時期なんで、助かりました」。普段はスーツで戦うことが多い棋士だが、タイトル戦ともなれば々しい和服姿が一般的。会場の雰囲気と相まって、厳かな雰囲気すら漂う。そこでうっかり羽織が裏返しは、今でこそ笑い話になる“悪手”。放送対局ともなっていれば、すぐさま視聴者からコメントが殺到していたところだろう。時代に救われた久保九段だが、最近ではそのダンディーな風貌で人気も高めているだけに、盤上だけでなく盤外でもファンを楽しませる機会は増えるだろう。

ABEMA/将棋チャンネルより)

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