48億円が無駄に? 東京五輪・パラリンピックの警察官用宿舎、新型コロナ用に改修も未使用
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 今月1日、東京オリンピック・パラリンピックの警備のため、全国から派遣される警察官用に整備された都内の宿舎4カ所を元に戻す工事が始まった。

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 警察官用の宿舎は去年4月頃に政府の方針を受け、新型コロナウイルスの軽症者を受け入れるため改修された。警察庁によると、相部屋に仕切りを設けて個室にするなど、およそ37億円の費用がかかったが、それから一度も使われることなく、大会の開催が近づいたため、1日から元に戻す工事が始まったという。

 今回の工事にも11億円ほどがかかるとみられていて、一連の改修にかかる費用は、あわせて48億円近くに上る。インターネット上では「これから最需要期に入るかもしれない東京で、これを使わずに壊すなんて言うのは大きな間違い」「なんで元に戻す必要があったのかナゾ」など、元に戻す工事に反対する意見や「そもそも37億かけて改修する必要があったのか」と改修費用に疑問の声が寄せられている。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

【映像】新型コロナの患者用に改修も…48億円が無駄に
【映像】新型コロナの患者用に改修も…48億円が無駄に