“棋士のまち”加古川を背負った男が、確かに爪痕を残した。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ・第1試合、チーム藤井とチーム稲葉の対戦が4月10日に放送された。結果は、チーム藤井が5勝2敗で勝利したが、将棋だけでなくトークやリアクションで大いに盛り上げたのが、チーム稲葉の船江恒平六段(33)。加古川親善大使として、多くの将棋ファンにその存在を刻み込んだ。