「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の2021年度大会が、ABEMAの将棋チャンネルで全局生中継されることが4月12日、発表された。
 JTプロ公式戦は、前年覇者・タイトルホルダー、賞金ランキング上位に参加資格がある、選ばれし棋士たちによるトーナメント戦だ。昨年は豊島将之竜王(叡王、30)が優勝、2度目のJT杯覇者となった。渡辺明名人(棋王、王将、36)、藤井聡太王位・棋聖(18)、永瀬拓矢王座(28)といったタイトル保持者の“4強”を中心に、今年も激戦が予想される。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、公式戦では最短ながら対局中にタイトル戦さながらに「封じ手」があるのも特徴的だ。