「まるでドラゴン桜」米ハーバード大の研究者が高校時代に出会った“おじさん” 思い出に反響
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 誰もが一度は「勉強って何の役に立つの?」と悩む学生時代。Twitterでは、高校生のときに出会った“ある人物”の行動が話題を集めている。

【映像】電車で会った強面おじさんの粋な行動

 投稿主は生物学者の佐々木浩(@popeetheclown)さん。佐々木さんは高校時代のある日、通学時間の合間を縫って数学の勉強をしていた。すると、いきなり電車の中で隣の“おじさん”に話しかけられたという。勉強中の佐々木さんに「三角比はやっとけ! 俺は大工だからサイン・コサインは毎日使うんだ! エジプト人もピラミッド建てるのに使ったんだぞ!」と力説したおじさん。降り際に「兄ちゃん勉強がんばれよ」と言って去っていったという。

 現在、佐々木さんはアメリカのハーバード大学の研究所で生物学者として細胞の謎を解き明かす研究をしており、「おじさん、僕も今、毎日(サイン・コサインを)使ってますよ」とおじさんとの出会いを回顧。この出来事をつづった投稿にTwitterでは「素敵な話!」「まるでドラゴン桜みたい」「こういう大人に出会いたかった……」といった声が殺到。約23万もの“いいね”を記録している。

「まるでドラゴン桜」米ハーバード大の研究者が高校時代に出会った“おじさん” 思い出に反響
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 ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、投稿主の佐々木さんを取材。佐々木さんは「ファッションデザイナーから船乗り、漫画家など、さまざまな職業の方から『サイン・コサインが今になって急に必要になった』といった反響がありました」と、大人になって改めて三角比の重要性を知った人から寄せられたコメントに言及。佐々木さん自身も「学校で学ぶことのすべてを、大人になってから使うわけではないとしても、いつ何が役に立つかはわからない」と改めて実感したという。また、今回のツイートが反響を呼んだ理由について「多くの人がサイン・コサインを学んだことがあるからこそだと思います」と見解を語った。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

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