家族に家事を手伝ってもらいたいけれど、どのような言葉をかければいいのか分からない……。分担して助け合う意識を家族に持ってもらうために、苦労する世の母親たち。Twitterでは、家事に疲れきった母親を助けた、子どもの“ある行動”に注目が集まっている。
投稿主は、反抗期の長男(11歳)と次男(7歳)がいるお肉さん〆(@manimanibleble)さん。投稿主が1人で家事をしていると、夫を含め全員こちらを見向きもせず、ゲームをしていたという。仕事で疲れている中、自分1人だけが家事をしている状況に投稿主は「皆それぞれ疲れてるのわかる。私も仕事で疲れてるもん。でもさ、同じ家で同じもの食べてる仲間じゃん。誰かが大変そうな時は助け合う関係になりたい」と発言。すると、真っ先に駆けつけてくれたのは“バリバリ反抗期”の長男だった。
長男の行動に「グッときた」という投稿主。自身のTwitterでこの出来事を紹介すると、瞬く間に「すっげーいい話です」「仲間というのが響いたんでしょうね」「コトバで対応するって大切ですよね」などのコメントが殺到。約10万もの“いいね”を記録し、反響を集めている(※数字は5月26日17時現在)。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」が投稿主を取材すると、『手伝ってほしいな。手伝ってと言いたいけど……待てよ? 手伝うって何だ? 家族全員関係あることじゃないのか?』といった疑問が今回の発言につながったという。
真っ先に駆け付け「何すればいい? 料理以外ならできるよ」と言ってくれた“バリバリ反抗期”の長男に、「正直ビックリした」という投稿主。感激のあまり思わず涙目になり、「ありがとー!!」と抱きしめようとすると、長男は「そういうのはいい」と返答。母親からの抱擁は断りつつも、長男はしっかり洗濯物とお風呂掃除を手伝ってくれたという。投稿主によるとその後「次男も一緒に洗濯物をやってくれました。夫は掃除機などで部屋を掃除してくれました」といい、今回の出来事によって一家の絆がより一層深まったようだ。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)