法務省の「性犯罪に関する刑事法検討会」が先月、性犯罪の処罰のあり方についての報告書をまとめた。その中で注目を集めているのが「性的同意年齢」、つまり自らの判断の上で性行為を行えるようになる年齢をどう考えるのか、という問題だ。現行の刑法ではこれを13歳以上に定めているが、報告書では被害を防ぐ観点から、引き上げを検討する必要があるとしている。