藤井聡太王位が有利に 2日目は午前中から形勢が二転三転/将棋・王位戦七番勝負
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 将棋藤井聡太王位(棋聖、19)が7月22日、お~いお茶杯王位戦七番勝負第3局で、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)と現在対局中だ。2日目の昼食休憩を迎えて、持ち時間としては後半戦に入る中、形勢は藤井王位が有利に。持ち時間では互角だ。1勝1敗のタイで迎えた本局で、藤井王位は棋聖に続く2つ目の防衛に前進できるか。

【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第三局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王

 藤井王位の戦型選択にも注目が集まっていた本局は、デビュー以来の29連勝を支えてきたエース戦法、角換わりの出だしに。最近では相掛かりを多用していたこともあり、久々の角換わりに周囲からは予想が外れたという声も多く見られた。プロの間ではかなり深いところまで研究が進んでいる戦型でもあり、豊島竜王も的確に対応。1日目は速いテンポで指し手が進んだ。

 明けて2日目、豊島竜王がやや有利かという中盤戦から再開したが、封じ手の直後に中継しているABEMAの「SHOGI AI」では勝率が50%と、全くの互角に。その後、一時は豊島竜王が有利になったかと見られた局面もあったが、再び互角に戻ると、午後0時30分のからの昼食休憩までに76手目まで進行。現局面では藤井王位が有利と見られている。

 今回のシリーズは第1局で豊島竜王が1日目からの微差を2日目に拡大、そのまま押し切る快勝を収めた。続く第2局も序盤、中盤と豊島竜王がリードを奪ったが、残り時間も少なくなった終盤で藤井王位が逆転。苦しみながらも勝利して、タイに戻した。両者とも対局前から序盤、中盤について重要視するコメントも見られており、この後の終盤戦に向けてどこまでリードを奪えるかが焦点だ。

 持ち時間は各8時間の2日制で、先手は藤井王位。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。

【昼食の注文】

藤井聡太王位 冷やしうどん膳 豊島将之竜王 神戸牛うどん膳

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 2時間37分(消費5時間23分) 豊島将之竜王 2時間40分(消費5時間20分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第三局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム羽生VSチーム糸谷
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