お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんが29日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。相方の山里亮太によると無症状で体調に問題はないというが、今年1月に続き2度目の感染であることに驚きの声も広がっている。
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現場で患者の対応にあたってきた愛知医科大学病院循環器内科助教の後藤礼司医師は「私もPCR検査で2回目の陽性を確認したという20代、30代の方を2人診た。ただ、いずれもしずちゃんとは逆のケースで、1回目は無症状だったが、2回目は発熱、咳もあったのでCT検査したところ肺炎になっていた。2回とも症状のある方は確実に陽性だろうが、1回目が偽陽性だった可能性もある。また、ワクチン接種していた場合は軽く済むことが多いが、1回目と2回目の株が違う、例えば2回目がデルタ株だったということなのかもしれない」と話す。
「例えば最初に感染したのがアルファの株だったとすると、アルファ株に対する耐性はできていただろう。しかしそのままではデルタ株に感染してしまうことも考えられるので、やはりワクチン接種によって中和抗体という万能抗体を作った方が効率がいい。その意味で、すでに感染を経験した人にもワクチンを接種するということをお願いしている。
そして、ワクチン接種によって症状が顕在化しない、でもウイルスを持っているという人たちが出ていることも確かだ。症状が出る2日前から感染させてしまう可能性があり、接種後の無症候者が広げるかどうかも検証中だ。今回、アメリカのようなマスク嫌いの国が付けましょうと言ったということは、それなりに根拠があることだと思う。特にアメリカのCDCはエビデンスの塊で、世界基準にもなっていく。少なくとも狭く換気のしづらいところに関してはマスクをつけるようにという呼びかけには従うべきではないか」。（ABEMA／『ABEMA Prime』より）
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