将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負の第5局が8月25日に2日目を迎えた。挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)が前日に封じた46手目「△3三桂」が開封され、午前9時過ぎに藤井聡太王位(棋聖、19)の手番から対局が再開した。相掛かりから始まった一局は、封じ手の数手前で2人とも約2時間の大長考を入れるなど、序盤から中盤に向けての主導権争いで多くの時間を割いた。封じ手時点での形勢は、全くの互角と見られている。