神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で昨日、死体遺棄の疑いで逮捕された職業不詳の白石隆浩容疑者が、殺害に関わったと認める内容の供述をしていることがわかった。
見つかった遺体は全て切断された状態で、白石容疑者の供述によると自宅で解体した頭部が入ったクーラーボックスに猫砂を被せ、遺体を隠した状態で持っていたという。白石容疑者の部屋は2階で、間取りは1ルーム。警視庁によると、玄関にクーラーボックスが1つあり、その中に人の頭部が2つ入っていた。クーラーボックスの猫砂は、遺体のにおい消しや乾燥に使用したとみられている。ほかにも部屋の中にクーラーボックスが2つ、大型の収納ボックスが5つ置いてあり、そのうちの6つの箱には女性8人、男性1人とみられるバラバラの遺体が入っていた。室内からはのこぎりも見つかっている。