教科書や新聞記事レベルの文章をきちんと理解できない中高生が多くいることが、国立情報学研究所の調査で分かった。文章を読むことについて若者の声を聞いてみると、
「問題を考えるより文章を読むのが大変。文章が読めない」(18歳・女性/大学生)
「数学の授業で計算する時に、文章で手こずって何を聞かれているのか『ん?』ってなったことはある」(18歳・女性/アパレル業)
 と、抵抗を感じたことがある声が聞かれる。
 今回行われた調査の名称は「リーディングスキルテスト」。実際にどのような問題が出題されたのか、次に3つを紹介する。