「中国の王毅外務大臣は(過去5年間に)のべ262カ国を訪問している。日本はわずか97カ国。ほぼ3倍近い訪問国の差がついている。専用機を使えると、訪問国を増やす上でも非常に大きな役割を果たすと思う」
 河野外務大臣は、専用機があれば急な日程の変更や会談の申し入れにも機動的に対応できるとして、2019年度の予算編成に向けて専用機の検討を進める考えを示した。
 すると河野外務大臣のこの提案が「おねだり」と一部で報じられてしまった。この“おねだり報道”に対して19日、河野外務大臣は「“おねだり”などというふざけた言葉をメディアが報道に使うというのは私には信じられない。揶揄するような報道は極めて遺憾だと思っております」と怒りをあらわにした。