歌舞伎俳優の尾上松也(33)と歌手で女優の大原櫻子(22)が9日、都内で行われた舞台『メタルマクベス』の公開稽古に出席した。
 シェークスピアの四大悲劇『マクベス』に、劇団☆新感線と脚本家の宮藤官九郎がタッグを組み、ロックバンドが劇中で生演奏するという大胆なアレンジを加えたこの舞台。2006年に初演され、今回12年ぶりに上演される。
 同作で夫婦役を演じる尾上と大原。年齢差が10歳以上ある2人だが、稽古の主導権は年下の大原が握っているといい、尾上は「私がきっかけ等々を忘れる事が多くございまして。その都度、奥さま(大原)が腰の方をトントンと、『おい!お前!ここでセリフを言う時だぞ』と。見事に導いていただいています」とコメント。大原は「年上の先輩の俳優さんだから、こんなにわがままに色々やらせてもらえているんだなと思います」と明かした。