「六本木で上場企業の社長さんたちと新年会します。お年玉プレゼントもありますよー」
 「今から西麻布で飲める子、連絡くださいー!年商100億円超えの経営者しかいません」
 これは、とあるLINEグループに投稿された、金銭(ギャラ)がもらえる飲み会「ギャラ飲み」への参加を呼びかけるメッセージだ。「タクシー代」として数十万円の現金が飛び交うこともあるといい、メディアも注目するようになっている。フリーライターの亀山早苗氏によると、「現代では経済格差が広がっているため、カネを払ってでも女性を呼びたい男と“かわいい”が得をすることが分かっている若い女子たちがおカネのために参加するため、マッチングが成立する。ギャラ飲みは今の時代を象徴している」のだという。