東京・秋葉原出身とされるゆるキャラ「ちぃたん☆」。過激な動画投稿で話題になっているが、高知県須崎市に苦情が殺到しているという。
 須崎市の“自称”観光大使であるちぃたん☆だが、須崎市にはすでにご当地キャラクターの「しんじょう君」が存在する。ちぃたん☆とこのしんじょう君の見た目が似ているため、動画を見て勘違いした人などから「なぜ危ないやつを観光大使にするのか」などと須崎市に苦情が殺到したそうだ。
 17日、須崎市はちぃたん☆を観光大使から解任したが、ここにはもう1匹の「ちぃたん☆」が関係している。そもそもの経緯を振り返ると、須崎市公認のご当地キャラクターとして2013年にお披露目されたのがしんじょう君。その後、本物のカワウソのちぃたん☆がネットで話題になり、2018年1月に小動物初の観光大使に任命される。そんな中、2017年に“自称”観光大使のゆるキャラ・ちぃたん☆が誕生。カワウソのちぃたん☆がモデルで、しんじょう君と同じ作者のためデザインが似ている。とはいえ決して仲が悪いわけではなく、カワウソのちぃたん☆がイベントに出演できない場合には、ゆるキャラのちぃたん☆が「小さいちぃたん☆が大きくなって来た」としんじょう君とたびたび共演していた。