11日、株式会社サイバーエージェントの新社屋・AbemaTowersに新設された公開スタジオ『UDAGAWA BASE』のこけら落とし特番『UDAGAWA BASE オープン記念特番』にFANTASTICS from EXILE TRIBEが出演。観覧に集まったファン300人を前にテープカットセレモニーを行った。
放送開始前、FANTASTICSは季節外れの寒さ中スタジオ外に集まったファンと記念撮影を実施。オーディエンスから黄色い歓声が上がると、彼らは手を振ってそれに応えていた。番組がスタートするとAbemaTVの西澤由夏アナウンサーがFANTASTICSを呼び込んでテープカットセレモニーを実施。テープカット後、佐藤大樹は「貴重な場を僕らFANTASTICSが担当できて本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝の思いを伝えていた。その後、スタジオの中へと入り、新曲『Flying Fish』MV撮影の秘話などを語った。また番組の中ではGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが電話中継で登場する場面も。およそ7分間にわたり、先輩後輩関係の2グループは和気藹々とクロストークを繰り広げていた。
放送終了後、FANTASTICSはマスコミ向けの囲み取材に応じた。新設されたスタジオのオープン記念イベントを務めた感想を聞かれ、佐藤は「記念すべき日のオープニングイベントを自分たちに任せていただき本当にうれしいです。公開スタジオって応援してくださる方の顔を近くで見られるし、自分たちも生放送をやってみて楽しかったです。ファンの存在を肌で感じることができてうれしかった」と笑顔を見せた。昨年12月のメジャーデビューからおよそ4ヶ月が経過したが、取り巻く環境やメンバーの意識など変化した部分について聞かれ中島颯太は「メンバー1人ひとりが目標だったりを語るようになって。デビューしてからメンバーの気持ちが1つになったかなと思います」とグループ活動に対する手応えを口に。また4月3日にリリースされたばかりの『Flying Fish』のMVについて聞かれ、佐藤は「デビュー作はメンバーの顔と名前を早く覚えてもらいたくて、それぞれに合った色を取り入れてすごくカラフルなMVになったんです。でも今回はいい意味で期待を裏切るというか、今までFANTASTICSが作りあげてきたものを、また新しいイメージに塗り変えようと思って。曲のテーマが”新しい自分”だったので、MVでの衣装も真っ白なものしました」と明かした。
元号が「平成」から「令和」に変わるにあたり、今後挑戦したいことについて聞かれたメンバーはそれぞれ「FANTASTICSとしての冠番組を持ちたい」（佐藤）、「グループの単独ツアーを行いたい」（八木勇征）、「いろんな曲が出せるように、自分も歌の実力だったりの幅を広げたい」（中島）、「日本だけじゃなく海外でもしっかり活躍できるよう、グローバルな活動をしていきたい」（世界）、「日本国民の皆さんに支持されるような国民的ヒット曲を出せるように」（瀬口黎弥）、「日本を代表するアーティストになれるように『令和』を駆け抜けていきたい」（澤本夏輝）、「代表曲をいち早く作って、勇征くんも言った通り単独ツアーを開催したい」（木村慧人）と口に。そして最後に堀夏喜が「自分たちはパフォーマンスでもコメディーチックというか面白みを出して表現するところがあって。楽屋でも急にコントが始まったりだとか、そういう部分を皆さんに知ってもらうために、番組をやりたいです」と思いを明かした。
最後に記者から、「GENERATIONSさんが今日の番組に電話出演してくださいましたが、彼らの凄さとか尊敬してる点があれば教えてください」と質問が飛ぶと、佐藤は「GENERATIONSの皆さんと僕はすごく前から関わらせてもらっているんですが、最近の『GENERATIONS高校TV』はメンバーの普段の感じが出ていて」とイチ視聴者としての感想を語る。その後で『UDAGAWA BASE オープン記念特番』の中でGENERATIONSメンバーが行った自己紹介を引き合いに出し「掴みが上手いですよね。自分はまだまだです」と素直な思いを口にしていた。
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